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有限会社業務改善創研のコラム(介護コンサルタント福岡浩)

介護コンサルタント福岡浩のコラム

介護コンサルタント福岡浩が、専門家マッチングサイト「AllAboutプロファイル」にて、投稿者からの質問に回答した内容を掲載いたします。

正社員からパートになるように言われました。(相談者:女性19歳)

入社して2年目の正社員です。 介護職をやっているのですが、2か月ほど前に精神的に病み、医者から「適応障害 うつ状態」と診断を受け、1ヶ月休んだのち復帰しました。 しかし、医者から「通常勤務以外夜勤、時間外勤務はしないべきである」と診断され今まで夜勤はいらずにいました。

勤務は日勤(8:00~17:00)、早番(7:00~15:00)、遅番(12:30~20:00)、夜勤(16:00~翌日10:00)の四種類あります。

復帰から現在まで日勤と遅番のみで仕事をしてきました。

しかし、今日、施設長たちに呼び出され今の状態では契約に満たないから3カ月間パートになって様子をみるように言われました。 パートの条件が時給900円 夜勤以外日勤、早番、遅番をする。

しかし、他のパートの方は日勤だけです。まだ、未成年である私にはよくわからず、サインをしてしまったのですが、 親に話したら、それはおかしいと言われました。 契約書にもパートになる可能性があるというようなことは一切書かれていません。

こういう場合どうしたらいいのでしょうか。

私の回答:
病気を治すことに専念しましょう

介護現場では、貴女のような方がたくさんいます。 まず、疾患の原因が夜勤の業務そのものなのか、その他に思い当たる原因があるのでしょうか。

例えば、夜勤のお仕事は入居者(入所者)の急変や思いもよらない出来ごとに直面する可能性があり、 そのために不安や重圧(プレッシャー)を感じます。 それが蓄積してうつ状態になることはよく見聞きしています。 個人差があるので、この不安や重圧をそれほど感じない人もいますが、必要以上に感じてしまうことは悪いことではありません。

結論を申し上げますと、夜勤を外すだけ病状が改善するとは考え難いので、 適応障害が重度化しないうちに完治させるには、一旦仕事を辞めて休養(療養)した方がよいのではないかと思います。

また、正社員からパートへの移行を勧められた件について申し上げます。 労働契約書にどのように記載されているのか分かりませんので、明確な回答は出来ませんが、 恐らく「変形労働制」を取り入れている事業者だと思われますので、 もしもそうであるなら、「変形労働制」によるシフト勤務を前提に正社員になられていることになります。 しかし、病気によって一月休み、復帰してからは特別に夜勤を外したシフトで勤務されていますので、 事業者側からは労働契約上の条件にそぐわないことを理由にパートになるよう勧めたのではないかと考えられます。 事業者の経営規模もわかりませんので、これも推測ですが、 一般的には他の事務職や対人業務ではない業務に異動させて様子を見ることが良くあります。 社員として採用した若者を簡単にパートへ移行するような会社に長く勤めるのは止めた方が良いのではないかと思います。 ご相談の様子から若い社員を育てる意図が感じられませんので、 貴女の将来を考えると、今は身体を正常な状態に戻すことを第一に考え、休養することをお勧めいたします。

2011年8月29日掲載

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