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有限会社業務改善創研のコラム(介護コンサルタント福岡浩)

介護コンサルタント福岡浩のコラム

介護事業所のICT化で生産性向上&業務効率化へ

昨年(2016年)暮れに社会保障審議会の介護保険部会がまとめた「介護保険制度の見直しに関する意見」の中に、以下のような意見が出されました。
2.介護保険制度の見直しに関する意見(抜粋)
(平成28年12月9日社会保障審議会介護保険部会)
【介護人材の確保(生産性向上・業務効率化等)】
○このため、介護ロボットやICT化に関する実証事業の成果を十分に踏まえた上で、 ロボット・ICT・センサーを活用している事業所に対する、 介護報酬や人員・設備基準の見直し等を平成30年度 介護報酬改定の際に検討することが適当である。 その際、人員・設備基準の見直し慎重を期すべき という意見や、 ロボット・ICTの導入支援が必要との意見、 ロボット・ICTの操作や活用、安全性に関する研修機会の確保が必要との意見にも留意する必要がある。

生産性の向上や業務の効率化を目的とした「介護ロボットやICT化」とありますが、この「ICT」とは何でしょうか。調べてみると、以下のような説明文がありました。

ほぼ同じ意味を表す言葉にIT(コンピュータやインターネット技術の総称)があるが、ITが経済の分野で使われることが多いのに比べ、ICTは主に公共事業の分野で使われることが多い。
これは、ITとは経済産業省の用いる用語であるのに対して、ICTは総務省の用いる用語だからである。
ICTとは、Information and Communication Technology(インフォメーション・アンド・コミュニケーション・テクノロジー)の略である。日本語では一般に”情報通信技術”と訳される。
ICTの教育現場への活用としては、平成21年度の学校ICT環境整備事業において、全国の小中学校にデジタルテレビ・パソコン・校内LANなどの設備・機器が導入された。
ICTの活用によって教育、医療、介護・福祉などの公共分野への貢献が期待されている。 具体的には、総務省の施策する”ICTふるさと元気事業”、文部科学省の”学校ICT環境整備事業”などがある。 これらのICT事業により、地域の人材育成、雇用の創出、地域サービスの向上を図ろうというのが施策の目的である。

ICTの事例をご紹介しておきます。


○事例1「地域見守り安心ネットワーク」
○事例2「おもいやりケアシステム」
○事例3「ニンニンpepper」
○事例4「GP シューズ」

以上の事例から考えると、パソコンが不得意だと言って、記録類、報告書等を手書きで行っている現状を見直し、まずは、パソコンを使う習慣、スマホの活用など、基本的なことから始めましょう。

また、使用している介護ソフトには、様々な機能がありながら、ほとんど活用していない事業所が多いと聞きますので、介護ソフトの活用についても「振り返り」、「見直し」が必要です。

さらに、単に介護報酬請求機能だけの簡易的なソフトを使用している場合は、近い将来のICT化に乗り遅れる危険性があります。「使い慣れている」様々な帳票類や介護ソフトなどの評価を行い、見直しの機会を持ちましょう。

2017年8月18日掲載

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