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2005年11月のコラム:
優秀な介護職員をどう取り揃えるか?!

介護事業における差別化は何か? 「優秀な介護職員を雇い、要介護者に喜ばれる介護サービスを提供することだ」と、多くの介護事業経営者は考えています。 優秀な職員を雇うには、公募して他事業所からの転職を誘う高給を提示するのでしょうか。 優秀な介護職員は、どこの事業所でも欲しいはずですが、地道に人材を育てるという発想をしない経営者がいかに多いことか・・・・残念!

介護事業経営者は、一刻も早く自らが納得できる優秀な介護職員を育成し、差別化された介護サービスを提供できるようになることを目指すべきではないでしょうか。 それには、介護サービスに対する経営者の理念やその事業にかける情熱が、社員や介護職員のひとり一人に浸透することです。 経営者は、直属の部下を育成し、その部下もまた、後進を指導することにより、経営者の理念が確固たるDNAとして伝承されます。 この仕組みを作り上げることが、同業他社との差別化であり、すぐには真似ができない競争優位性をもつことに他なりません。

余談ですが、今回の衆議院選挙の結果は、自民党が圧勝したのも、良くも悪くも小泉総裁のリーダーシップとともに、際立った差別化戦略が功を奏して競争優位性が確立したと言えます。

結局、同業他社が邯鄲に真似できるような差別化では、競争優位性は得られません。 仕組みを作り上げるには、時間もかかり、手間もかかりますが、経営者の強力なリーダーシップで推進するか、シガラミがない外部の協力者の支援を得て、遂行するしか方法はないと思います。 勿論、少なからず犠牲やリスクも伴うでしょうが、とどのつまり、目指すところは何かが重要だと言うことでしょう。


第32回社会保障審議会介護給付費分科会傍聴記

当日配布された資料は、厚生労働省のホームページにすでに掲載されていますので、ご参照ください。

今までも何度か傍聴したことがありますが、傍聴希望者が多く抽選によって傍聴券を入手することになりました。 今回は、来年4月に導入される予定の「介護予防サービス」と同時に、従来の介護給費を見直すために検討を重ねているのが、この「介護給付費分科会」です。 当日は、議題のように居宅サービスの報酬・基準について議論が展開されました。 大半の委員の発言内容を要約すると、訪問介護事業所の登録訪問介護員の就労実態が劣悪であること、要介護者宅への直行直帰では、情報の共有化が図り難いこと、訪問介護員の質を高めるためには、時間や回数による給付の仕方を見直すべきである、という意見が中心的でした。 また、サービス提供責任者の業務内容が明確でないことや資格条件である、2級の訪問介護員3年実務経験者については改めるべきである、という意見もあり、厚生労働省側も「近いうちに介護福祉士と1級訪問介護員に限定する」考えを表明しました。 これに関連して、サービス現場は、介護福祉士に統一したいと言う以前からの方針に変わりないことも付け加えて説明がありました。

11月2日には、第33回が開催されましたが、上記の議論がしばらく続くものと考えられますので、注目する必要があります。今後も傍聴できた場合は、この場で報告致します。


経営者の振り返り(経営者としての自己分析をしましょう)

1 事業の戦略における革新的発想ができる力 【戦略的発想力(革新的発想力)】 Yes No
2 現状に甘んじないで、常に改善に向けた革新を目指す力 【現状改革力】 Yes No
3 自社のあるべき姿(ありたい姿)が描ける力 【ビジョン構築力(シナリオを書く能力)】 Yes No
4 自社のあるべき姿(ありたい姿)を周囲に伝える力 【ビジョン表現力(ビジョン指示能力)】 Yes No
5 顧客重視を阻害する問題には、敏感に反応し認識できる力 【問題認識力】 Yes No
6 自社のあるべき姿と現状が乖離する状況に対し危機感を感じる力 【危機意識】 Yes No
7 問題や課題の全体像を正確に把握し、その後の展開を察する力 【洞察力】 Yes No
8 自社の事業運営に欠かせない情報を継続的に収拾できる力 【情報力(情報収集力)】 Yes No
9 自社にとって極めてマイナスな情報も収集できる力 【マイナス情報収集力】 Yes No
10 起業当時と変わらぬ事業への意欲があるか 【事業意欲】 Yes No
11 如何なることがあっても社会的使命に根ざした意欲を持続させる力 【意欲持続力】 Yes No
12 外的または内的要因による曖昧な状況にあっても冷静に注視し耐える力 【曖昧な状況に耐え得る能力】 Yes No
13 決定した目標に向かって粘り強くこだわり続ける力 【目標志向力】 Yes No
14 自社のあるべき姿を到達点とした計画をより具体的に策定する力 【計画策定力】 Yes No
15 経営者としての考えや想いを伝え理解させたり共有させる力 【指示・説得力】 Yes No
16 双方がWIN-WIN関係であることを前提にした交渉を推進する力 【折衝力(ハード・ネゴシエーター)】 Yes No
17 部下にモチベーションを与え、希望を持たせる力 【部下に刺激を与える能力】 Yes No
18 何をどうすればよいかを具体的にする力 【具体化能力】 Yes No
19 率先垂範する力 【推進・実行力】 Yes No
20 様々な情報やその時々の状況を冷静に見極める力 【決断力・胆力】 Yes No
21 時として感情を排した決断ができる力 【非情な決断力】 Yes No
22 即座に反応し、経営者としての最終責任を負う力 【責任能力(最後まで逃げない責任性)】 Yes No
23 自社を支持、支援してくれる人脈、経営者個人を信頼してくれる人脈を幅広く形成する力 【社外人脈力】 Yes No
24 理路整然とした発言と、その重みを行使する力 【社内発言力・影響力】 Yes No
25 人材を育成しつつ、あるべき姿に導く力 【指導統率力】 Yes No
26 常に自己を謙虚にかつ客観的に見つめ、変革を課す力 【自己変革力】 Yes No
27 誰に対しても誠実であり、人望があるか 【人間的度量・信望・誠実さ】 Yes No
28 常に自己を謙虚にかつ客観的に見つめ、変革を課す力 【周囲から親しまれ信頼される能力】 Yes No
29 年長者、年少者に限らず、人に関心を持たれる特性があるか 【人間的魅力】 Yes No
30 相手を受容し傾聴する力、相手の気持ちを共有する力 【共感能力(相手の痛みがわかる能力)】 Yes No

2005年11月5日掲載

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